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【 viscuit ビスケット 】 

■ Viscuit(ビスケット)

 Viscuit(ビスケット)は、原田康徳氏によって作られたユニークなビジュアル言語。パソコンのディスプレイやタブレットに描いた絵を動かしたり、その絵をつかって「ゲーム」やきれいな「うごく模様」を作ったりすることができる。文字は一切使わず、お絵かき感覚で未就学児でも使うことができる。

 Viscuitでのプログラミングは、他の教育向けビジュアルプログラミング言語とまったく違う。まず、自分で絵を描く。次にその絵を変化させたり移動させたりするために、画面上にある「メガネ」という名の左右二つの輪がつながったツールを使う。その操作だけでプログラミングできる。
 変化させたいときは、左右の輪に違う絵を置き、移動させたいときは、同じ絵を左右の輪にずらして置く。斜め上に動かしたいときは、斜め上にずらして置けばよい。
 他の多くの言語の場合、右に〇歩移動し、上に〇歩移動する等の手続きを踏まないとならないが、Viscuitの場合、この処理をめがねを使って記述できるようにすることで、子どもたちがコンピュータでやりたいことに集中でき、簡単に試行錯誤を繰り返すことができる。
 Viscuitは、スマホ用、タブレット用のアプリがあるほか、パソコンのブラウザ上でも利用できる。また、学校向けにオフラインで動作するWindows版の配布も始まっている。子ども向けテキストが市販されているほか、インターネット上の公式サイトには動画での解説が多くあり、文字が読めない子どもや、プログラミング未経験の大人を支援する。
 
◆ビスケット viscuit | コンピュータは粘土だ!!
 https://www.viscuit.com/

・ビスケットとは
 ビスケットはとても簡単なプログラミング言語です。 メガネという仕組みたった一つだけで単純なプログラムからとても複雑なプログラムまで作ることができます。 仕組みは単純ですが組み合わせ方
が様々なので複雑なことができるのです。
 ビスケットを使うとアニメーション・ゲーム・絵本などを簡単に作ることができます。 ビスケットを使いこなすには難しいことを覚える必要はありません。 だれでもプログラミングの楽しさと可能性を感じ取ることができるでしょう。さあ、いっしょにプログラミングを楽しみましょう。

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